仕立て直しが混んできました 季節柄おふとんの作り直し(打ち直しと羽毛ふとんのリフォーム)の注文と出来上がりが多くなってきました。新しい羽毛ふとんでは西川創業450周年記念の限定特別価格の 商品が良く売れていますね。ありがたいことです。質の良い羽毛ふとんをおすすめいたしましたら、必ずメンテナンス、羽毛のクリーニング、羽毛のリフォームなどご注文がいただけます。当店はあせらず、いそがず、こつこつと! いくら忙しい時期であっても 作る前の綿干し作業、納品前のふとんの日に干す作業はけっして怠りません。 今まで使っていた羽毛ふとんのリフォームで、こんな注文をいただきました。 ダブルサイズの羽毛ふとんを、シングル冬用は今あるので、0,8kg入りの合い掛けふとんと0,5kg入りの少し厚めの羽毛肌掛をお作りいたしました。 羽毛の中身がすごく良い羽毛でしたのと側生地を最高クラスの100単超長綿だったので 新品の5万から6万円クラスの羽毛ふとんより、ボリュウムがでました。でも目方が0,8kgなので、また側生地が圧倒的にやわらかく、軽いので冬ふとんのどっしり感はありません。今着るのにちょうどいい厚さだと思います。奥さまにお聞ききしましたら約20年前に当店のおすすめの京都西川ローズ羽毛ふとんでで値格もかなり高価な品だったそうです。やはり質の良い品はいつまでも使えますね。下の写真の左側は新品の羽毛ふとんです。グースダウン90%1,2kg入りですが、右側のリフォームの0,8kgにはかさ高だけは負けていますね。ちなみに0,5㎏の肌掛はマチの高さを3cmに、升目は普通は4×5マスですが5×6マスにして羽毛の量が少ないので枡の端に片よりしないようにしました。0,8kg入り合い掛けふとんの方は羽毛のボリュウムがあったので、サン高は3cmでマス目は4×5マスにさせていただきました。これらはお持ちになった羽毛の中身、目方、お客様が何を求めているおふとんは何なのか、よく相談してから、お作りいたします。またサイズも小さいサイズや特別長いサイズなど、どのようなおふとんでもお作りいたします。 ㊟マチ高さは冬掛ふとんは普通は5から6cm位です。 ㊟マス目は普通は横4マス、縦5マスです。一部3×4マスの大きなマス目の羽毛メーカーもあります。 ㊟二層式羽毛は上側が3×4マス、下側が4×5マスが多いです。但しメーカーによって 全く違うマス目にしている場合があります。 今日はお天気が良いので、たくさんご注文のおふとんの配達が出来そうです。 やはりお天気の良い日の納品の方がいいですものね! 最後までお読みいただきありがとうございます。 創業嘉永三年 ふとんの専門店 笹治本店 店主